【SV S6 シングル】レッドカードキラフロル始動【最終543位/レート1936】
はじめまして、クシアと申します。
S6お疲れさまでした。初の3桁をとることができたので記念及び反省用として構築記事を書かせていただきます。
[目次]
[並び]
[結果]
TN:クシア
最高/最終順位:514位/543位
[構築経緯]
毒菱+祟り目ハバタクカミを使いたいところからスタート。
毒菱により祟り目で火力を出し、きあいのタスキケアのステルスロックを撒くことができるキラフロルを起点要員に決定。草テラスタルとレッドカードにより誘いやすい水や地面タイプ、特殊技メインのポケモンを一度流して仕事をしやすくする。
毒菱が効かないポケモンへ一貫し、テラスタルを切らなくても使いやすい悪テラスタルパオジアンを採用。
毒菱ステルスロックと合わせてスリップダメージを増やしハバタクカミとパオジアンで縛りやすくするためゴツメドラテカイリューを採用。
キョジオーンや受け系統への削りとして身代わりチオンジェンを採用。
ラスト1体はHB水ロトムを採用していたが、地震が打たれづらくなること、テツノツツミ+ドクガなどキラフロルより速い特殊勢で選出されるとキラフロルの仕事ができなかったり、テラスタルの切り損になったりすることから、打ち合いが強いチョッキテツノカイナを採用して構築の完成となった。
[個体紹介]
キラフロル
特性:どくげしょう
持ち物:レッドカード
性格:おくびょう
努力値:H252 C4 S252
実数値:190-x-110-151-101-151
技構成:だいちのちから こらえる ステルスロック おきみやげ
テラスタイプ:くさ
耐久を伸ばすためHぶっぱ、ミラー意識の最速。
初手に出して地震を打ってくる相手にテラスを切って毒菱、ステルスロック、レッドカードで1匹目にも踏ませる。
テツノツツミ、水ロトム、サーフゴーあたりにもテラスを切り、裏見をする。
初手に対面するイダイナキバはタスキ持ちで高速スピンから入ってくるのでテラスを切らずに殴る。
地面技透かしの草テラスの恩恵としてキノコの胞子対策にもなる。
技構成はサーフゴーへの打点としてだいちのちから、テラスタルを切らずにレッドカードで流したり、毒ダメ―ジを嵩むためのこらえる、浮いているポケモンをレッドカードで引いたときやハバタクカミの起点にするための置き土産。
改善点:
初手セグレイブでテラスを切っていいかが択。地震ケアをすると切らなければいけないが、巨剣突撃ならば無駄、つららばりならば弱点となってしまう。また、眼鏡テツノツツミでフリーズドライから入ってくる人もいるためこの2体は特に難しい。安定させるために水テラス(後述する眼鏡サーフゴーにも)や虫テラスでもよいかもしれない。
また眼鏡サーフゴーや眼鏡イーユイは耐えられず仕事ができないためD方面を伸ばしてもよいかもしれない。(パオジアンで上をとれることが確認できるので今回は変えなかった)
ただSラインは準速イダイナキバ抜き(172振り)は欲しいが、Hぶっぱでテラスなし鉢巻パオジアンのかみ砕く耐えラインなのでどちらを取るかといったところ。
技も初期はこらえるを使っていたがテラスタルを積極的に切り、使わなくなっていったので、カバルドン、ディンルー、ヘイラッシャの削りとなるエナジーボール、ステルスロックケアのキラースピン、コノヨザルへの打点のマジカルシャインなどが変更として挙げられる。
ハバタクカミ
特性:こだいかっせい
持ち物:ブーストエナジー
性格:おくびょう
努力値:H148 B108 C180 D12 S60
実数値:149-x-89-178-157-179
技構成:ムーンフォース たたりめ マジカルフレイム めいそう
テラスタイプ:ほのお
以下の記事の調整を参考にしました。
耐久振り、こだいかっせいでSブーストのハバタクカミ。
毒菱の効かない鋼タイプケアのマジカルフレイム+炎テラスタル。
キラフロルの置き土産から瞑想を積んで全抜きを狙う。
祟り目によりムーンフォースを耐えるためにテラスタルを変えてきたポケモンを貫く。
改善点:
耐久振りの中では火力のあるほうだが、素の祟り目の火力が足りなかったり、毒込みでもガブリアスにギリギリ足りなかったりとほんの少し火力が足りないことが目立った。身代わりを使わなかったので、置き土産から瞑想前提で耐久ラインを下げてもよいかもしれない。
パオジアン
特性:わざわいのつるぎ
持ち物:きあいのタスキ
性格:ようき
努力値:A252 B4 S252
実数値:155-172-101-x-85-205
テラスタイプ:あく
ミラーやハバタクカミ意識の最速。とにかく汎用性を高く、使いやすくを重視した。
キラフロルでテラスタルを使うことが多いため切り返しやすいようにきあいのタスキ。
改善点:
ミラー意識で最速、聖剣持ちだが、パオジアンは様々なテラスタルが切られやすいこと、最速個体が全体を占めているわけではないこと、ハバタクカミはブーストエナジー持ちの耐久振りが多いことなどからいじっぱりやつるぎのまいへの変更が考えられる。
カイリュー
特性:マルチスケイル
持ち物:ゴツゴツメット
性格:いじっぱり
努力値:H196 A204 S108
実数値:191-198-115-x-120-114
テラスタイプ:ノーマル
最速ドドゲザン抜き抜きのボックスにいた個体。
型の多さや地面の一貫切りから採用。
キラフロルカイリューのカイリューは身代わり、ドラゴンテール持ちが結果を残していたが、キラフロルに依存しすぎていることやパオジアンとハバタクカミ以外のSラインは低いためそこを補うため、身代わりを抜いて神速、ゴツゴツメットの削りを意識した型となっている。
クッション+削り役として十分な役割をこなしていたので特にいうことはない。
チオンジェン
特性:わざわいのおふだ
持ち物:たべのこし
性格:ずぶとい
努力値:H252 B252 D4
実数値:192-x-167-x-156-90
技構成:カタストロフィ やどりぎのタネ みがわり まもる
テラスタイプ:どく
キョジオーン、受け駒対策枠。
上から身代わりを打って詰ませること、キラフロルの毒菱と合わせてみがまもで削る。
削ることだけに焦点を置いたため残りの技はカタストロフィ。
毒菱回収や弱点を透かすための毒テラスタル。
改善点:
HBぶっぱは過剰気味であった。特殊技が思ったより入るのでD方面に回したほうがいい。
テツノツツミ、テツノドクガを誘う要因にもなっていると思われるのでレッドカードキラフロルとは相性が良くないと思う。
毒ケアで毒テラスタルにしていたが、撒かれる前に交換して出したり、身代わり持ちであったり、キョジオーンが地震持ちだと打点になるためテラスタイプは諸説ある。
草テラスドヒドイデやモロバレルと泥沼試合になることがあったので、選出率は低いので、受け駒対策として特化するならばまもるを悪波などに変えてもよかったと思う。
テツノカイナ
特性:クォークチャージ
持ち物:とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
努力値:A252 B4 D252
実数値:229-211-129-x-120-70
技構成:ドレインパンチ かみなりパンチ ヘビーボンバー じしん
テラスタイプ:みず
キラフロルが刺さらない、特殊多めで出せない時の枠。
打ち合いに強くするためドレインパンチ、タイプ一致かつテラスタルで透かされにくいかみなりパンチ、ハバタクカミやフェアリーテラス意識のヘビーボンバー、テツノドクガ意識の地震。
テラスタルは弱点をなくしてテツノツツミのハイドロポンプやパオジアンのつららおとしなども透かして打ち合いを強くする水とした。
ロトムから変更したことでより地面タイプを誘いやすくしたと思う。
改善点:
技構成はサイクルコントロールや起点回避できるボルトチェンジ、カイリューなど意識の冷凍パンチどちらも欲しい場面があったので一長一短である。
[選出]
・キラフロル+ハバタクカミ+パオジアン
→基本選出。ステルスロックと高速高火力で縛る。
・キラフロル+カイリュー+パオジアン
→祟り目展開できない、先制技持ちが多いときなどの選出。
・テツノカイナ+パオジアン+カイリュー or ハバタクカミ
→特殊ポケモンが多くキラフロルが出せない時の選出。
・パオジアン+チオンジェン or カイリュー or ハバタクカミ
→キョジオーン入りへの選出、一番安定しない。
・キラフロル+カイリュー+チオンジェン
→ほとんど出していないがスリップダメージで勝つ用の選出。
[きついポケモン]
・ウルガモス:全人類HB厚底ブーツ持ち。先にハバタクカミで積み切るか、気合で鬼火を避けましょう。
・キョジオーン:正確にはキョジオーン入りの裏。チオンジェンが出せないことが多い。出ないこと当たらないことを祈る。
・ドヒドイデ:草テラスされてチオンジェンと泥沼の試合になる。パオジアンの一貫ができるので最悪毒が回る前に数的有利を取り、押し切るかTOD。
・コノヨザル:4体はコイツより遅いので挑発打たれるだけでキツイ。ハバタクカミで削り、パオジアン1体で全抜きしなければいけないことが多い。
・デカヌチャン:コノヨザルと同じく速く、ある程度の耐久を持つ。風船持ちだとよりキラフロルがキツイ。
[まとめ]
初の3桁、初レート1900という点は満足いく結果ではありますが、レート2000目指す踏ん切りがつかなかったこと、対戦数をこなせなかったこと、パーティ通して欠点がまだまだ多いことなど後悔している部分は多いのでS7以降はレート2000を目標として取り組んでいきたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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